千葉大学IMOイノベーションパートナー制度 2023年度総会を開催

 令和5年6月2日(金)、千葉大学学術研究・イノベーション推進機構(IMO)は会員企業様と共にイノベーション創出を加速する会員制度事業、「IMOイノベーションパートナー制度」(以下、「パートナー制度」という。)の第1回目となる総会を開催しました。
本制度は、会員企業様(パートナー企業)の新事業に向けた取り組みや社内で抱える課題などを千葉大学の研究成果や知を活用して課題解決や新たな価値 (イノベーション) を創造することを目的とし、昨年9月に設立しました。

総会は、2023年5月時点のパートナー制度正会員である5社11名に加え、千葉大学客員産学官連携研究推進コーディネーター(以下、「客員CD」という。)を委嘱している7金融機関の客員CD12名を招き、IMOイベントスペースで行いました。
大学の研究成果を社会貢献につなげていくIMOのミッションの元、産学官公金のマッチングをより一層行っていく必要性を強く説いた藤江機構長の挨拶に始まり、各会員によるパートナー制度に寄せる期待や想いを込めたご挨拶、千葉大学IMOの取り組み事例、スタートアップ事例、会員様との連携事例が紹介されました。

スタートアップ事例紹介では、千葉大学関連スタートアップで学生発スタートアップである株式会社MamaWellの代表取締役 関 まりか様による、自身の経験、IMOが取り組んでいるアントレプレナーシップ教育プログラムがきっかけとなり起業されたお話等を紹介いただきました。


株式会社MamaWell 関 まりか様によるご講演

会員様との連携事例では、岩渕薬品株式会社 代表取締役 岩渕 琢磨様による、パートナー制度に入会したきっかけや、制度を最大限活用して今年度4月に開設した共同研究講座「健康まちづくり共同研究部門」に至ったお話、時代のニーズに合わせた新領域事業領域の拡大の想い等をお話いただきました。


岩渕薬品株式会社 代表取締役 岩渕 琢磨様によるご講演

総会全体を通じて、会員や客員CDと発表者による質疑や交流も行われる等、大学だけでは得られない気づき、自社の中だけでは得られない気づきといったパートナー制度ならではのイノベーション創出に向けた、貴重なきっかけづくりの良い機会となりました。


集合写真(IMO関係者と正会員様)


集合写真(IMO関係者、正会員様、客員CDを交えて)

IMOではパートナー制度による連携を通じて、引き続きイノベーション創出に資する取り組みを強化し社会貢献に努めてまいります。

正会員企業様 一覧

岩渕薬品株式会社

株式会社千葉銀行

株式会社TOAシブル

勝又自動車株式会社

丸金印刷株式会社

千葉大学客員産学官連携研究推進コーディネーター委嘱金融機関

株式会社千葉銀行

株式会社京葉銀行

株式会社千葉興業銀行

株式会社みずほ銀行

株式会社三井住友銀行

株式会社日本政策金融公庫

株式会社商工組合中央金庫