JST創発研究者支援

創発的研究支援事業とは、特定の課題や短期目標を設定せず、多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するため、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な多様な研究を、研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ原則7年間 (途中ステージゲート審査を挟む、最大10年間) にわたり長期的に支援する国立研究開発法人科学技術振興機構 (JST) の事業です。
千葉大学では2020年度に3人、2021年度に4人、2022年度に3人採択されました。千葉大学はこの創発研究者支援のため、さまざまな取組をしています。

2022年度採択

2021年度採択

2020年度採択

創発研究者支援の取組

創発研究者が研究に集中・専念できる環境や時間を確保するために、千葉大学では下記の支援を行なっております。また現在、いわゆるPI人件費制度の2023年4月からの運用開始を目指しています。ぜひ、ご活用ください。

申請支援

IMOでは、希望する研究者にJST 創発的研究支援事業申請書の改善提案、また、ヒアリング用PPT改善提案、また、模擬ヒアリングの支援を行なっています。

ヒアリング資料作成資料

書類審査通過後のヒアリング審査用PPT資料を準備する際に気をつけたいポイントを、実際に大型競争的資金に採択されたプロジェクトのPPT実例を用いて記したガイドブックです。PPT資料作成前にご一読ください!

研究スタートアップ支援

千葉大学国際高等研究機関 (IAAR) は優れた若手研究者支援の一環として、スムーズに創発研究が開始できるよう、採用1年度目にスタートアップ支援経費 (100万円) を配分します。

バイアウト制度

バイアウト制度とは、研究代表者が研究に専念できる時間を確保することを目的として、研究代表者が獲得した競争的研究費の直接経費から研究代表者の研究以外の業務の代行に関わる経費の支出を可能とするものです。

定期的な研究者ヒアリング

創発研究者の先生方の研究実施の上での困りごと、要望などを聞き取り、適切な研究環境を整備するべく、IAAR運営委員会が意見交換会や個別ヒアリングを行なっています。