2025年5月23日(金)、J-PEAKSは千葉大学柏の葉キャンパス内に新たに開設された Biohealth open Innovation Hub (BIH) の開所を記念し、「Biohealth open Innovation Hub開所記念式典」および「千葉大学J-PEAKSシンポジウム」を開催致しました。
当日は、産学官の関係者を中心に約170名が来場し、盛況のうちに幕を閉じました。
BIHは、文部科学省「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」 によって整備された、新たなバイオ×健康分野のオープンイノベーション拠点です。
千葉大学100%出資子会社「株式会社千葉大学コネクト」や、千葉大学における地域中核特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)の活動拠点の一つとして、大学・企業・地域をつなぐ結節点となり、今後のイノベーション創出に貢献していきます。
式典では、千葉大学の横手学長による挨拶を皮切りに、来賓として熊谷俊人 千葉県知事、太田和美 柏市長による祝辞の後、テープカットが行われました。
続いて開催されたJ-PEAKSシンポジウムでは、以下のプログラムが行われました:
シンポジウム終了後には、BIHの研究施設を実際にご覧いただく施設見学ツアーにて、共同研究の取り組みや研究設備についてのご紹介の他、千葉大学の産学連携による成果物 (ラム酒・ビール・日本酒・ソーセージ)を実際に味わっていただく試飲・試食ブースをポスターと共に楽しんでいただきました。
その後に行われた情報交換会では、横手学長、文部科学省 高等教育局 国立大学法人支援課 井上睦子課長、千葉大学 副学長(研究・地域中核担当)/ 医学研究院 中島裕史教授からのご挨拶の後、来場者間で活発な交流が行われました。
今回の式典とシンポジウムは、千葉大学の産官学連携活動やJ-PEAKSのビジョン、そしてBIHの可能性を広く発信する貴重な機会となりました。
情報交換会における横手学長の挨拶では、「大切なことは、人とのつながり」との言葉がありましたが、まさにこの言葉どおり、BIHを拠点とする多様な連携が、新たな出会いや協働を生み出し、イノベーションの芽を育てていくことが期待されます。
本学は今後も、BIHを起点とした連携活動を通じて、社会課題の解決に貢献する研究とイノベーションの創出を進めてまいります。