千葉県立千葉商業高校の課題研究全校発表会に千葉大学IMOの片桐特任教授が出席しました。

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千葉商業高校の課題研究全校発表会に千葉大学IMOの片桐特任教授が出席しました。

課題研究全校発表会は千葉商業高校の3年生全員が履修する商業科目「課題研究」の成果を発表するものです。この科目は生徒一人ひとりがテーマを考え、研究計画を自ら立案し、担当教員の支援を受けながら主体的に課題解決を図っていくものです。当日は、「ディズニーを勝手にコンサルティングしてみた」というユニークなテーマから、「日商簿記1級取得を目指して」というプラクティカルかつチャレンジングなテーマや「ブロックチェーン技術の可能性について」など現代の情報社会が抱える問題に切り込んだものを含む、10テーマが発表されました。

いずれも丁寧な資料構成、発表で高校生の皆さんが真剣に取り組まれたことがよく分かる内容でした。正解がない事象に対して、自らの興味関心から内発的に問い、仮説検証を行い発表するプログラムは、千葉大IMOが力を入れているアントレプレナーシップ(起業家精神)教育にも通じるところがあります。最後に、講評として片桐特任教授から「発表後もこの課題研究で身に着けた「学びのサイクル」を継続してほしい」と高校生の皆さんに伝え、将来のアントレプレナー(起業家)の創出に期待を寄せました。

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講評をする千葉大学IMO 片桐特任教授

千葉商業高校では、令和6年度入学生から「起業家(精神)を育成するコース」を設置する予定です。また、大学は従来の教育・研究に加えて、イノベーションの拠点になること、地域や若年層(高校等)の起業家教育のハブになることも期待され始めています。千葉大学IMOはこのような社会の期待に応えるため、今回のような連携を通じて、高校生へのアントレプレナーシップ教育の支援を益々展開していきます。

当日発表されたテーマ

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