ムーンショット型研究開発事業の採択について

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、ムーンショット型研究開発事業(ムーンショット目標8、目標9)のプロジェクトマネージャー募集における採択者を決定しました。

今回は目標8および目標9それぞれにおいて「コア研究」と「要素研究」という2つのアプローチでの募集がありましたが、応募総数99件に対し21件が採択され、本学からはムーンショット目標8の要素研究において1件が採択されました。

千葉大学の採択者

目標8 要素研究

氏名 部局名 職名 研究交流課題名
小槻 峻司 環境リモートセンシング研究センター 准教授 気象制御のための制御容易性・被害低減効果の定量化

ムーンショット型研究開発事業の概要

超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)を国が設定し、挑戦的研究開発を推進すべき分野・領域などとして文部科学省により定められた研究開発構想に基づき、研究開発を推進する事業です。

目標8「2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現」(応募者数 28件、採択者数8件)

目標9「2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現」(応募者数 71件、採択者数13件)

コア研究:2050年の社会像からバックキャストし、ムーンショット目標を達成するために必要な全体構想(シナリオ)を描き、シナリオの実現に向けて取り組む研究開発プロジェクト。

要素研究:ムーンショット目標の達成に必要な全体構想(シナリオ)を描くことは困難であるが、ムーンショット目標達成に貢献しうる研究開発プロジェクト。

詳細

本事業の詳細については、JSTのホームページをご覧ください。

https://www.jst.go.jp/moonshot/index.html