ムーンショット型研究開発事業の採択について

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、ムーンショット型研究開発事業(ムーンショット目標8、9)のプロジェクトマネージャー(PM)追加募集における採択者を決定しました。

研究開発プロジェクトの推進責任者となるPMの追加募集に、計31名の応募がありました。
書類選考と面接選考の結果、計3名 (目標8のPM1名、目標9のPM 2名)が選ばれ、本学からは目標8のコア研究において1件が採択されました。
小槻教授は2022-24年度の要素研究で採択され、既に目標8のプログラムには参画していますが、今後は要素研究をさらにステップアップした研究で急増する風水害の脅威に挑みます!

千葉大学の採択者

目標8 コア研究

氏名 部局名 職名 研究交流課題名
小槻 峻司 国際高等研究基幹/環境リモートセンシング研究センター 教授 海上豪雨生成で実現する集中豪雨被害から解放される未来

ムーンショット型研究開発事業の概要

超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)を国が設定し、挑戦的研究開発を推進すべき分野・領域などとして文部科学省により定められた研究開発構想に基づき、研究開発を推進する事業です。

目標8「2050年までに、激甚化しつつある台風や豪雨を制御し極端風水害の脅威から解放された安全安心な社会を実現」(応募者数 28件、採択者数8件)

目標9「2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現」(応募者数 71件、採択者数13件)

コア研究:2050年の社会像からバックキャストし、ムーンショット目標を達成するために必要な全体構想(シナリオ)を描き、シナリオの実現に向けて取り組む研究開発プロジェクト。

要素研究:ムーンショット目標の達成に必要な全体構想(シナリオ)を描くことは困難であるが、ムーンショット目標達成に貢献しうる研究開発プロジェクト。

詳細

本事業の詳細については、JSTのホームページをご覧ください。

https://www.jst.go.jp/moonshot/index.html