教員養成及び教員研修に関わる研究・教育を行うことを目的として、平成25年4月に旧教育実践総合センターを改組してスタートしました。
(1)現職教員研修に関する事業(2)教育研究グローバル化推進に関する事業 (3)ICT教育研究に関する事業 (4)地域教育貢献に関する事業 (5)全学教職支援に関する事業 (6)産学官連携教育推進に関する事業 (7)その他教員養成及び教員研修に関する事業等 を実施しています。
平成16年4月に設立され、ものづくり教育とそれに関連する研究、および産官学連携の拠点として展開しています。1階には、多様な材料の加工を行う加工・工作スペースとマイクロ加工・計測スペースが設置されています。2階には、コンピュータ上でデザインした図面から立体物を制作する装置や設計されたものの機能性・有効性をバーチャル空間で検証可能な実験装置を導入した製図・アトリエ・情報解析スペースが設置されています。
平成25年グリーンイノベーション拠点事業(経産省)を実施するために設立され、次世代の自動車用動力源の研究開発とPBLによる人材育成を産学官連携で行うことを目的としています。平成27年度には国立大学法人施設整備費補助金によりシャシーダイナモシステムや車両燃費・排ガス計測システムが整備され、車両実運転時と規制値との乖離に関する研究を開始しました。平成29年度からは、国際共同研究も行っています。
令和元年10月に千葉大学が設置した当センターでは、小型無人航空機(ドローン)など、次世代型アーバンエアモビリティの飛行システム技術を研究開発するとともに、関連分野の若手人材を積極的に育成します。自然界の生物を手本に持続可能な技術を生み出す「生物規範工学」と、これまでにない新しい「人工知能」、それに未来志向の「人材育成」を加えた3つの軸を基に、しなやかで強く、環境負荷の低い技術開発を進めます。
昭和57年に全国共同利用施設として設置、平成22年3月から唯一の「看護学教育研究共同利用拠点」として文部科学大臣の認定(令和2年4月再々認定)を受けました。拠点事業として、「"Society5.0看護"創出拠点-ピア・コンサルテーションを通じて共創する人間中心の健康支援方略-」に取組み、看護系大学教員向け各種FD事業、看護管理者向け各種SD事業、全国公募共同研究等を実施しています。
専門職連携教育研究センター(Interprofessional Education Research Center;IPERC)は、亥鼻キャンパス高機能化構想の一環として、平成27年に開設されました。平成29年からは医薬系3学部(医・薬・看)に加え工学部とも連携し、亥鼻 IPE の企画運営を実施。国内及びアジア圏において、時代の要請に応え得る体系的な専門職連携教育・実践の発展及び進化を目的としてプログラムの開発・普及・研究等の活動をしています。
2012年に全県の医療者のスキルアップ目的で設置された当センターは国内でも有数の規模を持ち、年間約3万人が利用しています。経験の少ない学生では患者さんの診療やケアに当たる前にシミュレーターや模擬患者で初歩的な技術を繰り返し練習することができ、医療者においてはより難しい技術をレベルに合わせた難易度に設定して練習したり、めったに起こらないような状況を再現して繰り返し練習でき、着実なスキルアップを図ることができます。
日本においては死因究明制度の充実が求められ、また虐待対応などにおいて法医学のニーズは増しており、法医学における人材育成は急務とされています。本センターは、そうしたニーズに対応すべく、学内外から医師、歯科医師、薬剤師、臨床検査技師等を集め、法医病理学、法中毒、法遺伝子学、法歯科学、法医画像診断学、臨床法医学など多面的な観点から死因究明等を実施したり、被虐児等の生体診察を行う人材を育成し、さらにキャリアパスモデルを提供します。
千葉大学は、新しい学術領域である「粘膜免疫・アレルギー治療学」を創成し、そこから得られる理論・技術を感染症・癌・アレルギー等の次世代型粘膜ワクチンの開発に結びつける試みに取り組んでいます。本研究センターはその拠点として、2016年4月、カリフォルニア大学サンディエゴ校と共同で双方の学内に設置されました。本センターを中心に最先端の免疫疾患・感染症の新規予防・治療開発を推進し、世界規模での健康増進、生活の質向上、医療費削減を目指しています。